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プランニング編その2 街区ゾーニングと住宅配置計画 【前編】

 2016/06/29
/ by東出 明

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 前回は、住宅配置計画のポイントとして、①庭屋一如、②敷地を全部使い切る、③豊かなアプローチをつくる、の3点を説明しました。今回は、One's One'sを形成する「11の街区」のそれぞれの場所について、配置計画のポイントをお話しします。

 びゅうフォレスト喜連川One'sOne'sの「11の街区」は、街づくりの観点からゾーニングしたされており、それぞれ特徴があります。私は住宅配置計画のポイントを整理するために、「11の街区」を「丘の上部」、「中腹部」、「周辺部」の3つに分け、さらに適切な住宅配置計画に重要な宅地斜面の方角や斜面の角度等で細分し、以下のような6つのゾーンに分けてみました。上記「街区ゾーニング図」と合わせて、ご覧ください。

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  1. ① 丘の上ゾーン(H街区、I街区)
  2. ② 中腹部・北東側ゾーン(B街区,J街区)
  3. ③ 中腹部・北西側ゾーン(E街区.F街区)
  4. ④ 中腹部・道路沿道ゾーン(G街区)
  5. ⑤ 周辺部-北東側(A街区、K街区)
  6. ⑥ 周辺部-北西側(C街区,D街区)

※「11の街区」ゾーニングは、現地来場者の皆さまにお渡ししているコンセプトブックに掲載しております。ぜひ現地販売センターにお立ち寄りください。

各ゾーン別住宅配置計画のポイント

※文中のテキストリンクをクリックすると、別ウィンドウでドリームプランのPDFファイルが表示されます。

① 丘の上ゾーン(H街区、I街区)

 丘の上ゾーンは、One's One'sの街の中央部で最も標高が高い敷地で、緩やかな傾斜のI街区と急傾斜のH街区が該当します。特徴は、標高が高いため、里山や保存樹林と那須連山の山並みを合わせて借景と開放感を楽しめることです。

 本来、街の中央部の敷地は、外周部の自然から遠く建物に囲われる印象ですが、高台感に加えて2区画セット宅地を中心とすることで隣棟間隔のゆとりがあります。この立地を活かして以下のような住宅配置ポイントを考慮することで、全方位に視線を確保することができる敷地です。

(I街区)
緩傾斜のI街区での設計ポイントは、①見たい風景を確保するために、隣接宅地の住宅の位置と自邸との関係を充分に考慮して住宅配置プランを決めることと、②建物のどこかに物見台となるような床(ロフトあるいは2階)を作り、何者にも邪魔されずに山並みを望める場所をつくることです。この2点が敷地を十二分に生かすことになります。
(H街区)

画像をクリックすると拡大表示します。

急傾斜のH街区は、敷地内に大きな高低差があるので、ダイナミックに景色を楽しむことができる敷地です。建物計画は、 ドリームプランAのように丘上の道路側に平屋風のメインフロアを配置し、その下に傾斜に沿ってプライベートな部屋を配置した2階建てにすることが、この敷地形状を素直な利用した計画です。また、2面接道のため、排水を丘下の道路につなげることができ、キッチンや浴室等の水廻りを下階(1階)に設けることが可能ですので、プランニングの自由度が高い敷地でもあります。一見、家づくりが難しそうに見えますが、建て主のライフスタイルが合致すれば、敷地の短所(急傾斜)を長所に変えられる、個性的な家づくりに適した敷地です。

② 中腹部-北東側ゾーン(B街区、J街区)

(B街区)

画像をクリックすると拡大表示します。

B街区は、高低差1~2mの北東方向の保存緑地に開いた緩い傾斜で、道路に対して間口の広い宅地です。一般的な宅地形状に近いので建物はイメージし易いですが、庭づくりのイメージが難しいのではないでしょうか?
庭づくりを考える時に宅地形状に特徴があれば、その長所や短所を手がかりにコンセプトを組み立てることができますが、この敷地は整形に近い宅地形状ですから、何か別のアイデア(コンセプト)を考え出す必要があると思います。
例えば、同じような敷地形状の街区Eに設計した ドリームプランCは、「和の庭」をコンセプトとしました。「和の庭」といっても、純和風の庭ではなく、茶庭のような樹木に囲まれたシンプルな庭です。茶庭のイメージとこの土地が開発される前のかつての自然の姿である雑木林を再生するというイメージとを重ねることで「和の庭」をコンセプトとしたのです。
このように、家づくりと庭づくりを一体に考えて設計すると、広い庭それぞれに意味を持たせたストーリーが生まれます。
和室の前庭はちょっと閉鎖的な坪庭、リビングの前庭はテラス付きで開放的に、キッチンの前庭はバーベキュー空間、お風呂上りの涼みのためのバスコート等々、この地での生活イメージを膨らませ、やりたいことを具体的にリストアップし、その思いを設計者とともに整理することでコンセプトを作り上げることができると思います。
(J街区)
J街区は宅地高低差の3~5mを活用して、スキップフロアで納戸や半地下の趣味室を設けることもできます。東傾斜を活かして標高が異なる東庭と西庭の楽しみ方、それと合わせたリビングの方位を設定することでオリジナルな住宅プランが可能となります。南側の緑道に接する敷地は、緑道の樹木を住宅内部から身近に借景することで林間住宅プランになります。

③ 中腹部-北西側ゾーン(E街区、F街区)

(E街区)
このゾーンは、南西向きと陽当りに恵まれるものの西日対策が必要となります。E街区に設計した ドリームプランCでは、軒の出を深くすることと、建物そばに落葉樹を植えることでその対策をしています。建物のそばに樹木を植えるのは、陽射しを和らげるだけでなく、庭づくりのポイントです。2区画セット宅地のため、南西側の敷地は、まるまる芝の庭とし、真ん中を広く空けています。理由はアプローチ側(東側)を雑木林のような密度の高い(樹木を近い距離で植える)前庭にして、住宅に入ると目に飛び込む南西の主庭をその対照として明るく、開放的にすることで暮らしに視覚的なメリハリがつけられます。さらに、建物そば、中程、奥の角に大きな樹木を配することで、庭に奥行き(遠近感)を与えると同時に庭全体を遠景の里山の林と同化することもできます。
(F街区)
F街区はE街区と似たような宅地形状ですが、南西の高低差が4~5mあります。その反面、南西方向には他の宅地がないので、直接里山と田園風景を望める敷地です。

 

 -----次回に続きます。

「ドリームプラン」についてはコチラのコーナーをご覧ください。

 

東出 明

Written by 東出 明

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