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プランニング編その1 配置計画 【後編】

 2016/04/19
/ by東出 明

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 前回は、配置計画のポイントして、「庭屋一如」という考え方についてご説明しました。引き続き、配置計画についてご説明します。今回は、敷地の使い方について、抑えておきたいポイントを具体的にお話します。

配置計画 ポイント②  敷地を全部使い切る

 次に重要なのは、敷地を全部使い切る配置計画です。つまり、無駄な敷地部分を作らないようにプランニング(計画)することです。たとえば、隣家と近くて機能的には使えない狭い場所でも、植栽を植えて室内からちょうど良く見える位置に窓を開ければ、ちょっとした坪庭に変わります。外部空間を建物内部に取り込むような設計を行えば、敷地を有効に使うことができます。

 また、設備機器や物置の配置も要注意です。設備機器は、デザイン上は見せたくないものですが、メンテナンスは容易にしたい。物置は積極的に見せるものではないですが、使い勝手の良いところに置きたい。というように以外と設置条件が難しいので、解決するには設計当初からプランニング含めて配置を考えておく事が必要です。

 建物と庭(敷地)を一体にプランニングすることが、機能的で見た目も美しい家づくり庭づくりのポイントです。

配置計画 ポイント③  豊かなアプローチ廻りをつくる

 玄関扉を開くと玄関の中が直接見えてしまうような家を街で見かけると、何か落ち着かない感じがします。それは、プライベートな部分が直接、公共の場に露出しているからです。 いくら敷地に余裕がなくとも何とか工夫して、プライペートとパブリックの緩衝帯であるアプローチ空間をつくることが必要です。これは、住人だけの問題ではなく、街にも影響を与えるので、特に狭小地においては、住宅設計の解決すべき設計課題となります。

 狭小地に限らず、アプローチ廻りは、設計当初から注意深く設計すべき部分なのです。プライベートとパブリックの緩衝帯なのですから、住人にとって、訪問者にとって、気持ちを切り替える重要な空間がアプローチ廻りです。通常はカーポートとの関係で門や玄関扉の位置が決まってきますが、設計を工夫することで豊かなアプローチ廻りを作ることができます。

 豊かなアプローチ廻りとは、門から玄関扉までの空間に奥行きを与えることです。

 一つの方法は、できるだけ長い距離のアプローチ道をつくることです。ただし、原則はコンパクトな設計ですので、あくまでも必要十分な長さと幅を設計すべきです。平面的に距離が取れない時は、視覚的な効果で奥行きを演出することができます。

 たとえば、手前を暗く、奥(玄関前)が明るくなるように樹木を配置すると、その明暗によって奥行きを感じさせられます。あるいは、道の手前を幅広く、奥を少し狭くすると目の錯覚で遠近感が強まるなど、様々なテクニックや工夫を駆使して、狭いながらも豊かなアプローチを作ることを大切です。アプローチ廻りに気を使っている家は、建物本体も良くできているものです。

東出 明

Written by 東出 明

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