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設計打ち合わせ方法 その1

 2016/03/08
/ by東出 明

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 今までのコラムでは、家づくりのパートナーを選ぶ上でのポイントをお話ししてきました。家づくりのパートナーを決め、契約を締結し、一息入れた後の次の段階は、いよいよ、本格的な設計打合わせの始まりです。
 設計打合わせのポイントは、ハウスメーカーと設計事務所とでは異なります。
 それぞれのポイントについて、お話しします。

ハウスメーカーとの設計打ち合わせ

ポイント1;大きな変更をしない

 ハウスメーカーと設計事務所の設計打ち合わせにおいて、最も大きな違いは、ハウスメーカーの設計図(契約図)は、建て主がその大部分を展示場やショールームで実物を確認した上でまとめられた図面であることです。

 設計図は、実寸法の何分の1というように実物を縮小して描きますので、図面で書かれた寸法が実際はどのような広さや高さなのかを想像し認識することは一般の人にとって難しいものです。その点、展示場は実物大ですので、設計図面での打合わせでも建て主と設計者の認識の違いが小さく、建主も安心して判断することができます。
 そのため、契約後の設計打合わせは、ハウスメーカーの設計担当者にとって、建て主が了解したプラン(契約図)で打合わせをスタートすることが前提ですので、一度決めた内容の再確認と契約前に決めていない項目をできるだけ短い時間で承認を受けながら、設計図を完成させ、現場担当に引き継ぐ作業となります。 

 ですから、一度決めた内容である間取りや建物の形状等の変更は、元々スケジュールに入っていないので、実行する場合は両者ともに労力を要する作業となります。

 このような契約図の範囲から大きく外れる変更は、思わぬ追加・変更費用が発生することになりますので、注意が必要です。大きな変更をしないためには、契約前の設計打合わせをしっかりと行い図面をまとめることが重要で、契約後に変更することは両者ともに大きな負担になることと認識ください。 

 一方、契約前に決めていない代表的な項目は、外装内装の仕上げ材の品番ですが、ショールームに並べてある標準仕様の製品の中から色や材質を選ぶので、それほどこだわりがない建て主は、設計担当者やコーディネーターの助言を参考にすんなりと決められるようです。

ポイント2;各段階での決定項目を設計スケジュールの中でおさえる

 設計打合わせは、契約図を元にした縮尺1/50程度の図面を使って、各部の寸法や仕様を確定する作業です。間取りとともに窓や扉の大きさ、高さ、形式等をひとつずつ、展示場等で実物を見ながら確定していきます。
窓や扉(開口部)の位置や大きさを決めるときのポイントは、

 ①「できるかぎり形を統一する(同じ大きさという意味ではなく、同じ比率の形)」

 ②「開口部の天端の高さをそろえる」

 ③「家具の配置を決めた上で位置や大きさを決める」

などがあげられますが、実はこれらの調整は、平面計画段階から考慮しないときれいに整わないものです。平面や立面を大きく変更できない契約後の設計打合わせであれば、契約内容の許す範囲内で出来る限り、位置や大きさを調整することをお勧めします。このちょっとした調整で、見た目がずいぶんとすっきりするものです。

 繰り返しですが、標準仕様を超えての変更は、前述のとおり、追加費用の発生につながりますので注意ください。熱意のある設計担当者であれば、契約後の段階でも追加費用を抑えつつ、建て主の要望に対応してくれるでしょうから、建て主ができることは、まずは具体的に要望を提示することです。その上で費用等を検討して実行するかどうか判断してください。

 ハウスメーカーとの設計打合わせは、プランを決めたら、次に窓を決めました、外観、外装内装仕上げ、設備を決めました、設計完了です、工事開始します、という最短距離の流れで進みますので、建て主は各段階での打合わせで作業の後戻りがないように仕様決めの判断をすることが重要です。建て主がどの段階で何を決めるかを設計スケジュールの中で把握するためには、第1回の打合わせ時に設計担当者にその旨を伝え、ペーパー資料として提示していただくように指示すると良いでしょう。

 

-----つづきは、次回となります。

東出 明

Written by 東出 明

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